新型コロナ陽性者の個人情報をFAX誤送信、操作ミスで報道機関への短縮ダイヤルに触れたことに気付かず | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

新型コロナ陽性者の個人情報をFAX誤送信、操作ミスで報道機関への短縮ダイヤルに触れたことに気付かず

長野県は9月16日、新型コロナウイルス感染症陽性者等の個人情報を含む資料のFAX誤送信について発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
 長野県は9月16日、新型コロナウイルス感染症陽性者等の個人情報を含む資料のFAX誤送信について発表した。

 これは9月15日に、上田保健福祉事務所にて新型コロナウイルス感染症の陽性者等の個人情報を記載した資料を管内の医療機関にFAX送信する際、当該医療機関の他に誤って報道機関6社に送信したというもの。医療機関へのFAX送信の際は短縮ダイヤルを使用していたが、操作ミスで報道機関への短縮ダイヤル(同報送信)に触れたことに気付かず送信したことが原因で、送信から約15分後に、報道機関から連絡があり誤送信が発覚した。

 誤送信した資料には、新型コロナウイルス感染症の陽性者等4名の個人情報が記載されていた。

 上田保健福祉事務所では同日中に、報道機関各社を訪問等し当該資料の回収または削除を依頼した上で、情報の拡散防止を依頼するとともに、個人情報が流出した対象者に謝罪を行った。

 上田保健福祉事務所では今後、FAX送信の際には複数人での確認の徹底や送信直後の送信レポートの確認を行い再発防止に取り組むとのこと。
《ScanNetSecurity》

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