Open Web Application Security Project (OWASP)はこのほど、今年の Web ソフトウェアの脆弱性のトップ 10 リストを公開した。OWASP は、設計段階からソフトウェアに粗末なセキュリティホールが忍び込む事態を減らそうと広範な対策を行っており、今回のリスト公開もその一環だ。
今年 OWASP のトップ 10 リストに新たに加わった欠陥には、「セキュリティの問題をはらむ設計」や「ソフトウェアおよびデータのインテグリティの問題」などがある。前者は特定の設計上の欠陥のこと、後者は「完全性を検証せずに、ソフトウェアの更新、クリティカルなデータ、および CI/CD パイプラインに関して誤った想定をしてしまうこと」を意味する。
今回公開となったのは、一般から意見を募集したり専門家による審査を行うための草案だ。最終版は年内に公開予定だ。
今年、現時点で最も頻発している Webアプリのセキュリティ上の欠陥は、ブロークンアクセスコントロールだ。OWASP はこの欠陥について、「ブロークンアクセスコントロールにあたる 34 種類の CWE* は、その他どのカテゴリよりもアプリケーション内での発生件数が多かった」と、落胆をにじませながら指摘している。
今年 OWASP のトップ 10 リストに新たに加わった欠陥には、「セキュリティの問題をはらむ設計」や「ソフトウェアおよびデータのインテグリティの問題」などがある。前者は特定の設計上の欠陥のこと、後者は「完全性を検証せずに、ソフトウェアの更新、クリティカルなデータ、および CI/CD パイプラインに関して誤った想定をしてしまうこと」を意味する。
今回公開となったのは、一般から意見を募集したり専門家による審査を行うための草案だ。最終版は年内に公開予定だ。
今年、現時点で最も頻発している Webアプリのセキュリティ上の欠陥は、ブロークンアクセスコントロールだ。OWASP はこの欠陥について、「ブロークンアクセスコントロールにあたる 34 種類の CWE* は、その他どのカテゴリよりもアプリケーション内での発生件数が多かった」と、落胆をにじませながら指摘している。