愛知県名古屋市教育委員会事務局は9月7日、タブレット端末アプリにおける設定誤りで個人情報が閲覧可能であったことが判明したと発表した。
これは児童生徒がタブレット端末で利用するクラウドアプリの1つにアクセスする際に、当該アプリの利用者にのみ開示されている児童・生徒名簿が、特定のURLをWebブラウザに入力した場合、第三者からも閲覧できることが外部からの指摘で9月6日に判明したというもの。当該アプリの仕様について、事務局や学校職員の認識が不十分で、設定方法について適切な周知ができていなかったことが原因。
アプリに氏名等のデータ登録が完了した時点(最も早い学校で2021年2月ごろ)から9月6日午後2時までの期間、名古屋市の全市立小・中・特別支援学校のうち320校で、学校、学年、クラス別の児童、生徒氏名の個人情報が閲覧可能となっていた。
同市では9月6日午後2時の時点で、当該アプリの機能で特定のURLを入力しても氏名を非表示とする設定を適用した。なお、当該アプリのメーカーに、検索エンジンから特定のURLを検索することで閲覧画面に辿り着くことは不可能であることは確認済み。
同市では今後、導入するアプリについて個人情報保護の観点から適切な運用が可能な方法の確認を行うとともに、各学校への注意喚起と運用方法の徹底を行うとのこと。
これは児童生徒がタブレット端末で利用するクラウドアプリの1つにアクセスする際に、当該アプリの利用者にのみ開示されている児童・生徒名簿が、特定のURLをWebブラウザに入力した場合、第三者からも閲覧できることが外部からの指摘で9月6日に判明したというもの。当該アプリの仕様について、事務局や学校職員の認識が不十分で、設定方法について適切な周知ができていなかったことが原因。
アプリに氏名等のデータ登録が完了した時点(最も早い学校で2021年2月ごろ)から9月6日午後2時までの期間、名古屋市の全市立小・中・特別支援学校のうち320校で、学校、学年、クラス別の児童、生徒氏名の個人情報が閲覧可能となっていた。
同市では9月6日午後2時の時点で、当該アプリの機能で特定のURLを入力しても氏名を非表示とする設定を適用した。なお、当該アプリのメーカーに、検索エンジンから特定のURLを検索することで閲覧画面に辿り着くことは不可能であることは確認済み。
同市では今後、導入するアプリについて個人情報保護の観点から適切な運用が可能な方法の確認を行うとともに、各学校への注意喚起と運用方法の徹底を行うとのこと。