暗号資産・仮想通貨取引所「Liquid」を運営するQUOINE株式会社は8月20日、同社及びシンガポールにおける関係会社であるQuoine Pte. Ltd.(QPT社)にて、管理用ウォレットに不正アクセスがあり、暗号資産の流出を確認したと発表した。
これは8月19日午前8時50分頃に、同社及びQPT社のオペレーション及びIT部門で一部の管理用の暗号資産ウォレットへの不正アクセスを検出、同社にて現時点で総額約7.54億円相当の暗号資産の流出を確認したというもの。
同社によると流出があったのは、顧客との暗号資産の入出庫プロセス管理用のウォレットで、被害対象は同社の資産となる。なお内訳は下記の通り。
BTC:48.95
XRP:596,283
ETH:1,316
またQPT社については、69種類、総額約100.5億円相当の暗号資産の不正流出(他の取引所、またはDeFi関連サービスへの送付)が確認されているが、その内、約17.7億円相当のERC-20の暗号資産は、暗号資産コミュニティ及びその他の取引所の支援で、これらの移動について凍結処理が行われている。
同社ではハッキングの原因や被害状況について、引き続き調査を行っており、安全の確保が確認できるまでの間、すべての暗号通貨の入出庫を停止しているが、日本円の入出金や取引等、Liquid by Quoine のその他のサービスは引き続き利用可能となっている。
なお同社では2020年11月16日にも、同社が利用するドメイン登録サービス「GoDaddy」内の同社アカウントへの不正アクセスを公表している。
これは8月19日午前8時50分頃に、同社及びQPT社のオペレーション及びIT部門で一部の管理用の暗号資産ウォレットへの不正アクセスを検出、同社にて現時点で総額約7.54億円相当の暗号資産の流出を確認したというもの。
同社によると流出があったのは、顧客との暗号資産の入出庫プロセス管理用のウォレットで、被害対象は同社の資産となる。なお内訳は下記の通り。
BTC:48.95
XRP:596,283
ETH:1,316
またQPT社については、69種類、総額約100.5億円相当の暗号資産の不正流出(他の取引所、またはDeFi関連サービスへの送付)が確認されているが、その内、約17.7億円相当のERC-20の暗号資産は、暗号資産コミュニティ及びその他の取引所の支援で、これらの移動について凍結処理が行われている。
同社ではハッキングの原因や被害状況について、引き続き調査を行っており、安全の確保が確認できるまでの間、すべての暗号通貨の入出庫を停止しているが、日本円の入出金や取引等、Liquid by Quoine のその他のサービスは引き続き利用可能となっている。
なお同社では2020年11月16日にも、同社が利用するドメイン登録サービス「GoDaddy」内の同社アカウントへの不正アクセスを公表している。