JTB米国海外グループ会社へ不正アクセス、ローマ字氏名とメールアドレス流出の可能性 | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

JTB米国海外グループ会社へ不正アクセス、ローマ字氏名とメールアドレス流出の可能性

株式会社JTBは8月18日、同社海外グループ会社への不正アクセスについて発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
 株式会社JTBは8月18日、同社海外グループ会社への不正アクセスについて発表した。

 これは現地時間7月29日に、米国における同社海外グループ会社、JTB Americas,Ltd.、JTB USA, Inc.、JTB International(Canada), Ltd.に第三者から不正アクセスがあり、顧客情報が流出したというもの。

 同社では本件把握後に、影響の可能性がある米国内のサーバとネットワークの遮断を行った。なお、本件による日本国内及び海外他地域の同社グループのサーバやネットワークへの影響は確認されていない。

 調査結果によると、2012年1月から2020年6月の期間内に同社の海外企画旅行商品「ルックJTB」で、アメリカ本土(ハワイ除く)、カナダに旅行した(旅行予定のみ含む)顧客の2,525件の「ローマ字氏名」、「RAKUなびサポート(https://www.jtb.co.jp/lookjtb/rakunavi/)」ログイン用の2,396件の「メールアドレス」が流出した可能性がある。ただし、「ローマ字氏名」と「メールアドレス」は別々に保管、管理しており、ふたつの情報は紐付いていない。

 同社では既に、対象の顧客に個別に案内を実施している。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×