サイバーセキュリティ人材育成プログラム「イエラエアカデミー」提供開始、学生5名に無償提供も | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

サイバーセキュリティ人材育成プログラム「イエラエアカデミー」提供開始、学生5名に無償提供も

株式会社イエラエセキュリティは8月4日、サイバーセキュリティ人材の育成プログラム「イエラエアカデミー」の提供開始を発表した。

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 株式会社イエラエセキュリティは8月4日、サイバーセキュリティ人材の育成プログラム「イエラエアカデミー」の提供開始を発表した。

 本プログラムでは、攻撃者の手法や視点を学ぶことを通じ、攻撃者が優位なサイバーセキュリティの環境を抜本的に覆し、企業の重要な個人情報や技術、機密情報のインシデントを早期に発見し、対策を講じることが可能となる。

 本プログラムでは、「オフェンシブセキュリティ資格取得コース」「クラウドハッキングコース」「インシデントレスポンス訓練コース」の3つのコースを用意。全てのコースで同社のペンテスターが並走しフォローを行う。

 「オフェンシブセキュリティ資格取得コース」は、実践型教育として評価の高い、米国「オフェンシブセキュリティ社」との共同資格取得コースで、eラーニングとハンズオンで攻撃手法を学べるハッキングラボを提供する。なお本コースは、企業のデスクや自宅でのオンライン学習になるが、週1回、1時間の技術的なアドバイスや質疑応答などのオプションも提供する。

 「クラウドハッキングコース」では、アマゾンウェブサービス(AWS)における基本的なセキュリティ知識の学習と、ラボ環境に対する攻撃を体験することで、企業の設定不備や不適切な権限付与など、攻撃者が狙うポイントを学び自社のクラウド環境の見直しやセキュリティを考慮した新規構築の実施が可能となる。順次、Microsoft Azure(Azure)、Google Cloud Platform(GCP)コースも提供予定。

 「インシデントレスポンス訓練コース」では、インシデントレスポンスやデジタルフォレンジック、さらにCSIRTの役割に至るまで、実際に社内に必要な初期動作から封じ込め、体制整備に関して学習する。

 価格は「オフェンシブセキュリティ資格取得コース」で3ヶ月間15万円から提供、コースやオプションサービスの詳細については同社に問い合わせが必要となる。なお本プログラムでは、早期のサイバーセキュリティ人材育成の観点から、現役の学生(高校生、専門学校、大学生、大学院生)を対象に、「オフェンシブセキュリティ資格取得コース」を5名に無償提供する。
《ScanNetSecurity》

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