LINE株式会社は7月21日、同社が運営するチケット制ライブサービス「LINE Face2Face」にて、本サービスによるすべての配信動画が不正アクセスの可能性がある環境にあったことが判明したと発表した。
これは同社が運営するチケット制ライブサービス「LINE Face2Face」において、サービス開始した2020年9月12日から2020年10月28日の期間中、全ての配信動画が不正アクセスの可能性がある環境にあり、2020年10月17日及び10月24日に実施したオンライン握手会の配信動画が不正にダウンロードされ、動画共有サイト「bilibili」にアップロードされたというもの。10月25日にユーザーからの連絡により発覚し、10月28日までにアップロードされた全ての動画の削除を完了している。
同社では、第三者が「LINE Face2Face」の配信予定リストのAPI(配信予定リストAPI)にアクセスし、予約IDを取得し、当該IDを使用して配信予定リストAPIから配信IDを取得、取得した配信IDを使用してコンテンツ詳細データ取得のAPIにアクセスし、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)上の動画のURLを取得したと推測している。
動画共有サイト「bilibili」にアップロードが確認されたのは、ファイル数132件(配信者:35名、参加ユーザー:282名)の配信者と参加ユーザーが映った音声含む動画で、2020年10月17日から10月28日まで公開されていた。
また、不正アクセスの可能性がある環境にあったのは2020年9月12日から2020年10月28日の期間で、ファイル数は最大1,515件(配信者:最大100名、参加ユーザー:最大4,133名)の配信者及び参加ユーザーが映った音声含む動画。
同社では7月21日から、対象者に順次経緯の説明と謝罪を個別に通知する。
同社では2020年10月の本事案の判明時、イベント主催者及び連絡のあったユーザーへの報告と謝罪、再発防止策の実施を行ったが、社内で行われるべき確認や議論が不十分で対象者全員への通知や公表が行なわれていなかった。
同社では既に、コンテンツ詳細データ取得のAPIに記載していたCDN上の動画URLを削除する措置を実施、CDN上にある配信済み動画ファイルのキャッシュルールをファイル生成後2~3日で削除することとしていたものからファイル生成後速やかに削除するように変更するよう技術的対策を実施するとともに、個人情報漏えい等の発生または疑いが検知された際に、迅速に対応が行えるよう、体制や役割、判断基準等を定めた規程類を策定したとのこと。
なお本件に関し、ユニバーサル ミュージック合同会社も同日、同社が行った購入者向けオンラインイベントにて動画データが流出したことを発表している。
これは同社が運営するチケット制ライブサービス「LINE Face2Face」において、サービス開始した2020年9月12日から2020年10月28日の期間中、全ての配信動画が不正アクセスの可能性がある環境にあり、2020年10月17日及び10月24日に実施したオンライン握手会の配信動画が不正にダウンロードされ、動画共有サイト「bilibili」にアップロードされたというもの。10月25日にユーザーからの連絡により発覚し、10月28日までにアップロードされた全ての動画の削除を完了している。
同社では、第三者が「LINE Face2Face」の配信予定リストのAPI(配信予定リストAPI)にアクセスし、予約IDを取得し、当該IDを使用して配信予定リストAPIから配信IDを取得、取得した配信IDを使用してコンテンツ詳細データ取得のAPIにアクセスし、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)上の動画のURLを取得したと推測している。
動画共有サイト「bilibili」にアップロードが確認されたのは、ファイル数132件(配信者:35名、参加ユーザー:282名)の配信者と参加ユーザーが映った音声含む動画で、2020年10月17日から10月28日まで公開されていた。
また、不正アクセスの可能性がある環境にあったのは2020年9月12日から2020年10月28日の期間で、ファイル数は最大1,515件(配信者:最大100名、参加ユーザー:最大4,133名)の配信者及び参加ユーザーが映った音声含む動画。
同社では7月21日から、対象者に順次経緯の説明と謝罪を個別に通知する。
同社では2020年10月の本事案の判明時、イベント主催者及び連絡のあったユーザーへの報告と謝罪、再発防止策の実施を行ったが、社内で行われるべき確認や議論が不十分で対象者全員への通知や公表が行なわれていなかった。
同社では既に、コンテンツ詳細データ取得のAPIに記載していたCDN上の動画URLを削除する措置を実施、CDN上にある配信済み動画ファイルのキャッシュルールをファイル生成後2~3日で削除することとしていたものからファイル生成後速やかに削除するように変更するよう技術的対策を実施するとともに、個人情報漏えい等の発生または疑いが検知された際に、迅速に対応が行えるよう、体制や役割、判断基準等を定めた規程類を策定したとのこと。
なお本件に関し、ユニバーサル ミュージック合同会社も同日、同社が行った購入者向けオンラインイベントにて動画データが流出したことを発表している。