Ivanti Software株式会社は7月13日、米国、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア/ニュージーランド、日本でのサイバー攻撃に関する実態調査の結果を発表した。 本調査では4月30日から5月29日に、米国、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア/ニュージーランド、日本の従業員数500名以上の企業で働くIT担当者1,005名を対象にフィッシングやランサムウェアなどサイバー攻撃に関する実態調査を実施した。 調査結果によると、1年以内に自社がフィッシング攻撃の被害にあったと回答した割合は日本は50%に、さらに日本の93%のIT担当者が以前に比べてフィッシング攻撃はより巧妙になっていると回答している。 1年以内に自社がランサムウェアの被害にあったと回答した割合は日本は53%に、さらに日本の100%のIT担当者が組織を狙ったランサムウェアの攻撃が増加していると回答している。ランサムウェアの攻撃をデバイス別に見ると、日本はノートパソコンが最多で40%、デスクトップが24%、モバイル機器23%、サーバ12%と続いた。 日本で、ランサムウェアの攻撃を受けた際の発見から修復までにかかった時間は、1週間以内と回答した人が38%いる一方で、1ヶ月以上時間を要した人が27%いることが判明した。
航空向けシステム会社 SITA 社への攻撃 中国 Winnti グループの仕業と判明/FancyBear や Lazarus 騙るギャングが DDoS 恐喝 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2021.7.7 Wed 8:15