塩野義製薬株式会社は7月12日、同社の100%子会社である台湾塩野義製薬へのサイバー攻撃による一部の情報流出について発表した。
これは2020年10月21日に、台湾塩野義製薬に外部からサイバー攻撃があり、外部のサイバーセキュリティ専門家による調査を実施したところ、同社が保有するサーバ・PCにランサムウェアの一種と推測されるマルウェアの攻撃痕跡を確認したというもの。
調査によると、台湾塩野義で保有する従業員の情報がダークウェブ上に掲示されていることを確認したが、顧客の個人情報及び機密情報の流出は確認されていないという。
また塩野義製薬グループの日本・米国における拠点への影響について、通信ログ及びシステムログの確認を行ったが、不正アクセスの痕跡は発見されず、その他の地域への不正アクセスは無かったと同社グループでは判断している。
塩野義製薬グループでは、外部の専門家による確認の後、特別な監視体制を敷いたうえで台湾塩野義のシステムを全面的に復旧、今後はグループ全体のITセキュリティと情報管理体制のさらなる強化を図るとのこと。
これは2020年10月21日に、台湾塩野義製薬に外部からサイバー攻撃があり、外部のサイバーセキュリティ専門家による調査を実施したところ、同社が保有するサーバ・PCにランサムウェアの一種と推測されるマルウェアの攻撃痕跡を確認したというもの。
調査によると、台湾塩野義で保有する従業員の情報がダークウェブ上に掲示されていることを確認したが、顧客の個人情報及び機密情報の流出は確認されていないという。
また塩野義製薬グループの日本・米国における拠点への影響について、通信ログ及びシステムログの確認を行ったが、不正アクセスの痕跡は発見されず、その他の地域への不正アクセスは無かったと同社グループでは判断している。
塩野義製薬グループでは、外部の専門家による確認の後、特別な監視体制を敷いたうえで台湾塩野義のシステムを全面的に復旧、今後はグループ全体のITセキュリティと情報管理体制のさらなる強化を図るとのこと。