摂津金属工業株式会社は6月28日、5月10日に発生した同社へのサイバー攻撃についての調査が完了したと発表した。
同社では5月10日午前8時頃に、社内出退勤システムのサーバダウンを確認、ウイルス感染が疑われたため全社員使用PCの遮断を指示するとともに、同日午前10時にはシステム障害対策本部を設置、全社員使用PCのウイルスチェックとサーバの被害状況の調査を開始、同日午後4時には専門会社にも相談を行っていた。
同社の被害状況は、PC全185台中11台、サーバ全18台中14台のウイルス感染を確認、感染したランサムウェアはAvaddonと呼ばれるもので、感染したPCに攻撃者からのメッセージが残置されていた。メッセージには攻撃者との交渉に向けたコンタクトが要求されていたが、身代金額の記載はなく、同社では警察と相談の上で攻撃者と一切コンタクトを取らず、身代金も支払わないことで対応している。
なお、顧客情報を含め、情報漏えいの事実は確認されていない。
同社では感染したPCについては全台駆除または初期化を行い、サーバについては初期化または廃棄を行った。
また同社によると、専門会社と調査を続けたが、ログ自体が感染していたことと、ログがあるサーバが感染痕に起動せず、感染経路については解明できなかった。専門会社では外部からのメールの開封や外部サイト閲覧、テレワークでの感染の可能性を指摘している。
同社では既に、専門会社によりファイアウォールを再設定、PC全台については毎日複数のウイルスチェックを実施、メールについてはクラウド化を実施している。
同社では今後、専門会社とともにセキュリティの強化を実施するとともに、ログが感染したことで感染経路が解明できなかったことを踏まえ、3ヶ月程度保管して閲覧できるような仕組みを検討、サイバー保険への加入を行う予定。
同社では5月10日午前8時頃に、社内出退勤システムのサーバダウンを確認、ウイルス感染が疑われたため全社員使用PCの遮断を指示するとともに、同日午前10時にはシステム障害対策本部を設置、全社員使用PCのウイルスチェックとサーバの被害状況の調査を開始、同日午後4時には専門会社にも相談を行っていた。
同社の被害状況は、PC全185台中11台、サーバ全18台中14台のウイルス感染を確認、感染したランサムウェアはAvaddonと呼ばれるもので、感染したPCに攻撃者からのメッセージが残置されていた。メッセージには攻撃者との交渉に向けたコンタクトが要求されていたが、身代金額の記載はなく、同社では警察と相談の上で攻撃者と一切コンタクトを取らず、身代金も支払わないことで対応している。
なお、顧客情報を含め、情報漏えいの事実は確認されていない。
同社では感染したPCについては全台駆除または初期化を行い、サーバについては初期化または廃棄を行った。
また同社によると、専門会社と調査を続けたが、ログ自体が感染していたことと、ログがあるサーバが感染痕に起動せず、感染経路については解明できなかった。専門会社では外部からのメールの開封や外部サイト閲覧、テレワークでの感染の可能性を指摘している。
同社では既に、専門会社によりファイアウォールを再設定、PC全台については毎日複数のウイルスチェックを実施、メールについてはクラウド化を実施している。
同社では今後、専門会社とともにセキュリティの強化を実施するとともに、ログが感染したことで感染経路が解明できなかったことを踏まえ、3ヶ月程度保管して閲覧できるような仕組みを検討、サイバー保険への加入を行う予定。