Scan勉強会 7月9日(金)開催、「SFプロトタイピング」手法でサイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器を考える | ScanNetSecurity
2021.07.26(月)

Scan勉強会 7月9日(金)開催、「SFプロトタイピング」手法でサイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器を考える

西暦2000年に活躍する先端セキュリティ研究者が、もし21年後の現代2021年にタイムスリップしたら、いろいろなことに驚くことでしょう。たとえば身代金要求型マルウェア「ランサムウェア」がここまで隆盛猖獗を極めていることにはきっと驚愕するに違いありません。

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Scan勉強会#05「SFプロトタイピング ~ サイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器とは」
  • Scan勉強会#05「SFプロトタイピング ~ サイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器とは」
 ScanNetSecurity は7月9日、SFプロトタイピングをテーマに、読者向け勉強会「SFプロトタイピング ~ サイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器とは」を開催します。本勉強会は「セキュリティ技術者・研究者」「企業のセキュリティ部門や情報システム部門」「セキュリティを軸にDXを考えたい経営者や経営企画担当者」を対象としています。

・Scan勉強会#05「SFプロトタイピング ~ サイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器とは」
https://scifi-prototyping.peatix.com/view


 SFプロトタイピングとは、SF(空想科学)的な発想をもとに未来像を描き、そこから逆算して、将来のために必要な製品やサービス開発、制度設計等を行う、近年注目されている手法です。SFプロトタイピングは、プロセッサ開発のIntel社の未来学者、ブライアン・デイビッド・​ジョンソンによって確立されたとされています。

 ScanNetSecurityは「セキュリティ対策に最も必要なものは想像力である」との認識のもと、本格サイバーミステリ小説の連載を10年にわたって続けるなど、フィクションや小説など想像力が持つ力をセキュリティ対策に役立てる、さまざまな試みを継続的に行ってきました。本勉強会では、講演と「サイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器」に関するディスカッションを通じて、緊迫感と緊張感のあるサイバーセキュリティの空想を行います。

 Scan勉強会「SFプロトタイピング ~ サイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器とは」は、6月2日に早川書房から「SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略」を出版したばかりの、筑波大学 システム情報系 助教にしてSF作家クラブ会員 大澤 博隆さんと、SFプロトタイピングを活用した経営コンサルティングの実績を持つアノン株式会社 代表 森竜太郎さん、「檻の中の少女」などのサイバーミステリ小説や、「フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器」などサイバージャンルに詳しい評論家としての著書を持つカナダ在住の作家 一田 和樹さんを迎え、SFプロトタイピングの活用を通じて、今後のサイバーセキュリティのあり方を考えます。

●アジェンダ
2021年7月9日(金) Zoom オンライン開催
(※Zoom ウェビナー URL は開催当日7/9午前にお送りします)

・15:00 開会挨拶
 ScanNetSecurity 発行人 高橋

・15:10~15:30「SFプロトタイピングとは」
 筑波大学 システム情報系 助教/SF作家クラブ会員 大澤博隆さん

・15:30~15:50「SFプロトタイピングのビジネス活用」
 アノン株式会社 代表 森竜太郎さん

・15:50~16:10 「サイバーセキュリティとSFプロトタイピング」
 作家・評論家 一田和樹さん

・16:10~ パネルディスカッション
「サイバー攻撃の非対称性を覆す兵器とは」
 大澤さん、森さん、一田さん

・17:00~ 閉会挨拶
(上記アジェンダは予告なく変更されることがあります)

 西暦2000年に活躍する先端セキュリティ研究者が、もし21年後の現代2021年にタイムスリップしたら、いろいろなことに驚くことでしょう。たとえば身代金要求型マルウェア「ランサムウェア」がここまで隆盛猖獗を極めていることにはきっと驚愕するに違いありません。

 世界で最初のランサムウェアは1984年に登場、Cドライブのファイルを暗号化し、200ドル足らずの現金の支払を要求する冴えないトロイの木馬ウイルスに過ぎず、脅しに応じる者はほとんどいませんでした。しかしその後、身代金支払いの決済手段として、足のつかない仮想通貨を用いるという革新によって同攻撃手法は急成長し、悪名高いWannaCryのアウトブレイク等を経て、大企業を狙い数億円の身代金要求を行う「Big Game Hunting」と呼ばれる手法や、データを暗号化するだけでなく広く一般に公開すると二重に恐喝する手法、RaaS(ランサムウェア・アズ・ア・サービス)と呼ばれる代理店制度採用など、いまやサイバー犯罪の「ゴールドラッシュ」と呼ばざるを得ない隆盛と猖獗の状況を迎えています。

 もし西暦2000年当時、セキュリティ研究者に対して、ランサムウェアを用いて大企業を脅迫したり、石油パイプラインを停止に追い込む攻撃が行われるなどと言ったら、きっと夢物語と一笑に付されたに違いありません。将来宇宙船に乗った地球外生命体と人類がコンタクトを遂げると言った方が、まだ現実味を感じたかもしれません。夢物語が現実となった世界にいま我々は生きています。是非これまでにないアプローチでセキュリティを考えるScan勉強会#05「SFプロトタイピング ~ サイバー攻撃の非対称性を無効化する兵器とは」に参加をご検討ください。
《ScanNetSecurity》

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