株式会社日之出出版は6月10日、同社が運営する「Safari Lounge」に第三者からの不正アクセスがあり、顧客のクレジットカード情報が漏えいした可能性が判明したと発表した。決済代行会社からの指摘から報告まで378日間、要している。
これは2020年5月27日に、クレジットカード会社から同社が契約する決済代行会社を通じて「Safari Lounge」にてカード決済を利用した顧客のカード情報流出懸念について連絡があり、同日中にクレジットカードトークン決済システムを停止し、翌5月28日に第三者機関によるフォレンジック調査を行ったところ、システムの一部の脆弱性を突いた不正アクセスによるプログラム改ざんが原因でカード情報が流出した可能性を2020年7月17日に確認したというもの。
流出した可能性があるのは、2020年1月9日から2020年5月29日までの期間に「Safari Lounge」でクレジットカード決済を行った最大4,544件の顧客のカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)。
同社では対象の顧客に、6月10日から順次メールにて通知を行う。
同社では既に、カード会社と連携し流出した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続して実施し不正利用の防止に努めているが、顧客に対してもカードの利用明細に身に覚えのない請求項目がないか確認するよう注意を呼びかけている。
同社では2020年12月18日に、監督官庁である個人情報保護委員会への報告と、所轄警察である中央警察署に報告を行っており、中央警察署の指導に基づきクレジットカード会社等と協議を重ねた結果、該当期間に「Safari Lounge」を利用した顧客に注意喚起しその利益を保護すべく、公表を実施することとしたという。
同社では今後、調査結果を踏まえて現行システムの改修と監視体制の強化を行い、再発防止を図るとのこと。また、安全性が確保されるまでトークン型クレジット決済サービスでの再開はしない。
なお同社は同日、同じく運営する「日之出出版公式ストア」への不正アクセスによるカード情報流出についても公表している。
これは2020年5月27日に、クレジットカード会社から同社が契約する決済代行会社を通じて「Safari Lounge」にてカード決済を利用した顧客のカード情報流出懸念について連絡があり、同日中にクレジットカードトークン決済システムを停止し、翌5月28日に第三者機関によるフォレンジック調査を行ったところ、システムの一部の脆弱性を突いた不正アクセスによるプログラム改ざんが原因でカード情報が流出した可能性を2020年7月17日に確認したというもの。
流出した可能性があるのは、2020年1月9日から2020年5月29日までの期間に「Safari Lounge」でクレジットカード決済を行った最大4,544件の顧客のカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)。
同社では対象の顧客に、6月10日から順次メールにて通知を行う。
同社では既に、カード会社と連携し流出した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続して実施し不正利用の防止に努めているが、顧客に対してもカードの利用明細に身に覚えのない請求項目がないか確認するよう注意を呼びかけている。
同社では2020年12月18日に、監督官庁である個人情報保護委員会への報告と、所轄警察である中央警察署に報告を行っており、中央警察署の指導に基づきクレジットカード会社等と協議を重ねた結果、該当期間に「Safari Lounge」を利用した顧客に注意喚起しその利益を保護すべく、公表を実施することとしたという。
同社では今後、調査結果を踏まえて現行システムの改修と監視体制の強化を行い、再発防止を図るとのこと。また、安全性が確保されるまでトークン型クレジット決済サービスでの再開はしない。
なお同社は同日、同じく運営する「日之出出版公式ストア」への不正アクセスによるカード情報流出についても公表している。