独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月11日、WordPress 用プラグイン Welcart e-Commerce におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社セキュアスカイ・テクノロジーの岩間湧氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。Welcart e-Commerce 2.2.4 より前のバージョン コルネ株式会社が提供する WordPress 用プラグイン Welcart e-Commerce には、格納型のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、管理者権限でログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、任意のスクリプトを実行される可能性がある。 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、本脆弱性の対策としてリリースされた Welcart e-Commerce 2.2.4にアップデートするよう呼びかけている。
Microsoft Windows において Service Control Manager でのアクセス権限検証不備により高い権限でのサービス制御が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2021.6.9 Wed 8:10