独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月27日、WordPress 用プラグイン WP Fastest Cache におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の佐藤元氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。WP Fastest Cache 0.9.1.7 より前のバージョンJVNによると、Emre Vona が提供する WordPress 用プラグイン WP Fastest Cache には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在し、当該製品に管理者権限でログイン可能なユーザによって、任意のファイルを削除される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう注意を呼びかけている。