マクニカネットワークス株式会社は4月8日、株式会社吉野家へクレジットカード決済の不正防止サービス「Sift」の提供を発表した。吉野家では公式通販ショップの売上が対前年比130%以上となる一方、2020年2月下旬頃からクレジットカードの不正利用による高額な不正注文が相次いで発生していた。今回、マクニカネットワークスとGMOペイメントゲートウェイ株式会社が吉野家に共同で提供した「Sift」は、機械学習によってクレジットカードの不審な取引を検知し、未然に防止するオンライン不正検知サービス。吉野家公式通販サイトでは、Siftの導入前に1月に約40件、2020年2月からの3ヶ月間の累計で160万円以上の損害があった不正注文が、導入後は1月に1件程度に、対策にかかる時間も1件につき30分から1時間×注文件数分かかっていた時間も1日30分程度に減少した。吉野家公式通販サイトでは、Siftが算出するスコアが40点以上の怪しい取引を「保留」し翌朝まとめてレビュー、不正と判断した取引の出荷を停止するとともに、不正手口の変化にも機械学習で対応した。
北朝鮮の APT 引っかかってみた/Acer 社 ランサム 五千万ドル/データセンター火災影響が攻撃者に 他 [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2021.4.7 Wed 8:15