アトラシアン株式会社は4月6日、同社が提供する「Trello」の一部ユーザーがボードの公開範囲を「公開」に設定したことに起因して、ボード内の情報がインターネット上に公開される事象が発生していると同社blogで発表した。就活生の個人情報やアカウントのIDとパスワード、クレジットカード情報、免許証画像などがTrello上で公開されており、SNS上でも問題になっている。同社によると、Trelloの初期設定ではボードは「非公開」となっており、ユーザーの意図しない公開ボードの作成を回避するため、ボードの公開設定をする際に意図を確認する仕組みが搭載されている。同社では現在、問題が発生しているボードのプライバシー設定を確認するなど、ユーザーが意図しない情報の漏えいを止めるため、サポートを行っている。また同社では、Trelloの公開範囲の設定変更についてはこちらで説明している。