影舞にCSRFの脆弱性、開発者と連絡取れず使用中止検討呼びかけ | ScanNetSecurity
2024.04.23(火)

影舞にCSRFの脆弱性、開発者と連絡取れず使用中止検討呼びかけ

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月25日、影舞におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月25日、影舞におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

daifukuya.com が提供する影舞(http://www.daifukuya.com/kagemai/)は、開発チーム内でソフトウエアのバグの情報を共有するバグトラッキングシステム。影舞には、当該製品にログインした状態の管理者権限を持つユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在する。

JPCERT/CCによると、2021年1月22日に開催された公表判定委員会による判定にて、平成29年経済産業省告示第19号および、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドラインにおける、すべての条件を満たすことを確認したため、JVN で公表することが適当と判定し、IPAは、脆弱性情報を公表すると判断した。

JVNでは、製品開発者と連絡が取れず本脆弱性の対策状況は不明なため、影舞 0.8.8 の使用中止を検討するよう注意を呼びかけている。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×