株式会社SHIFT SECURITYは2月24日、株式会社セールスフォース・ドットコムの提供する顧客関係管理ソリューション「Salesforce」の利用企業を対象にクラウド診断の一部プランを無償提供すると発表した。同社ではSaaSに対応した脆弱性診断サービスを提供しており、クラウドの診断項目を既定のコンプライアンスを基に標準化、顧客のクラウド体制に対する「可視化」や「評価」、「監視」を行いクラウドの脆弱性を洗い出すことが可能となる。特定のクラウドサービスに限らず、AWS、Azure、Salesforce、GoogleCloud、GitHub、Microsoft365、Zoom、Boxなど様々な診断に対応している。内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)から1月29日には、Salesforceのクラウドサービスの設定不備に起因する情報流出の可能性への注意喚起が行われるなど、同社では昨今のクラウドインシデント事例を鑑み、株式会社セールスフォース・ドットコムの提供する顧客関係管理ソリューション「Salesforce」の利用企業のうち先着10社を対象に、クラウド診断のゲストユーザセキュリティポリシーのベストプラクティスを無償提供する。申込方法は、お問い合わせフォームに「Salesforce対象クラウド診断の一部無償提供希望」と記入し申し込む。