株式会社セキュアヴェイルは2月18日、同社の100%子会社として2020年8月20日に設立した株式会社LogStareがセキュリティ運用ソフトウェア「LogStare Collector」の新バージョン2.1の販売・提供を2月17日から開始したと発表した。「LogStare Collector」は、2020年8月にLogStareに開発を引き継ぎ販売開始した純国産のセキュリティ運用ソフトウェアで、2001年のセキュアヴェイル創業時からSOC(Security Operation Center)サービスを提供する同社の豊富な運用ノウハウを標準化して実装、ファイアウォールをはじめとしたネットワーク機器やサーバなど企業のITインフラの可視化や障害監視、ログ分析を手軽に実施できる点が評価され、多くのSIベンダーやユーザー企業に採用されている。今回、リリースしたバージョン2.1ではメトリクス監視機能を強化、Microsoft 365(MicrosoftGraph)やMicrosoft AzureのAPIを用いたデータへのアクセスが可能となり、Microsoft社のクラウドサービスの膨大なデータとインテリジェンスへのアクセスを実現する。コミュニケーションプラットフォームMicrosoft Teamsのアクティビティも収集可能で、これらのデータは、各種ステータスの監視や様々な視点でのデータ分析や洞察の提供が可能となる。今後のバージョンアップで、各種アクティビティログの収集や保管、検索への対応を予定している。新バージョンの価格は298,000円(税別)から、従来のLogStare Collectorからのバージョンアップは無料となる。