株式会社PR TIMESは2月9日、1月28日に公表したMicrosoft365関連ドメインへのメール配信障害の発生について、最終報を発表した。
同社が運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」では2025年11月30日以降、メール送信サーバに割り当てられた一部のIPアドレスが、MicrosoftよりDNSブラックリストに追加され、特定のIPアドレスからのメール送信を拒絶する状態となったことで、Microsoft365関連ドメインのメールアドレスを宛先とするプレスリリース配信メールの一部で送信が失敗していた。
同障害の発生から復旧までに計540件のメールアドレス(メディアユーザー98件、個人ユーザー70件、PR TIMESリスト29件、インポートリスト343件)へのメール送信の一部が不達となっている。
同社では同障害について、メール送信サーバに割り振られた全48のIPアドレスの内、39のIPアドレスがMicrosoftよりDNSブラックリストに追加されたことで発生しており、登録された原因としては、メール配信元メールアドレスの認証設定の不具合が影響している可能性が高いと推測している。また、外部ブラックリストへの登録を即時に把握・検知する監視体制を構築できておらず、発生の把握までに時間を要することとなったことも問題と捉えている。
同社では1月29日午後7時頃に、メール送信サーバの切り替えを行うことで復旧し、現在は正常にメールが送信されている。なお、1月30日には本番環境の全IPアドレスがMicrosoftのDNSブラックリストから解除されたことを確認している。
同社では再発防止策として、メール送信エラーをいち早く検知できる監視体制を強化するとともに、検知後の再送対応を速やかに実施する体制を構築するとのこと。





