Microsoft Windows の cldflt.sys における検証不備により管理者権限を用いた任意のファイルの作成が可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2023.02.03(金)

Microsoft Windows の cldflt.sys における検証不備により管理者権限を用いた任意のファイルの作成が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

2020 年 12 月に、Microsoft Windows で管理者権限で任意のファイルが作成可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要
 2020 年 12 月に、Microsoft Windows で管理者権限で任意のファイルが作成可能となる脆弱性が報告されています。脆弱なホストが攻撃者によって一般権限で侵入されてしまった場合、当該脆弱性の悪用により管理者権限が奪取されてしまう可能性があります。Microsoft が公開しているセキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆分析者コメント
 本記事で取り上げているエクスプロイトコードは、脆弱性により管理者権限でファイルを作成する脆弱性の検証コードですが、脆弱性を応用して管理者権限を奪取する Metasploit 用のコードが公開されています(関連情報 [2] )。2020 年 12 月にセキュリティ更新プログラムが公開されているため、適用により対策してください。

◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
7.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2020-17136&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア
 以下のバージョンの Microsoft Windows が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。

  - Microsoft Windows 10 Version 1803
  - Microsoft Windows 10 Version 1809
  - Microsoft Windows 10 Version 1903
  - Microsoft Windows 10 Version 1909
  - Microsoft Windows 10 Version 2004
  - Microsoft Windows 10 Version 20H2
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1903
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1909
  - Microsoft Windows Server 2019

◆解説
 Microsoft Windows に、カーネルドライバでの入力検証不備に起因する、管理者権限で任意のファイルが作成可能となる脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

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