Veritas 製 Veritas Backup Exec に権限昇格の脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.05.01(水)

Veritas 製 Veritas Backup Exec に権限昇格の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月24日、Veritas 製 Veritas Backup Exec の権限昇格の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月24日、Veritas 製 Veritas Backup Exec の権限昇格の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Veritas BackupExec バージョン 20.x
Veritas BackupExec バージョン 21.x
Veritas BackupExec バージョン 16.x

JVNによると、Veritas 社が提供する Veritas BackupExec には、OpenSSL コンポーネントを配置するためのフォルダを環境変数 OPENSSLDIR で「/usr/local/ssl/」と指定しているが、このパスはWindows システムでは「C:\」などのデフォルトのインストールドライブ、またはアプリケーションのルートディレクトリ直下にある「usr\local\ssl」と解釈され、これらのフォルダは一般ユーザの権限で書き込み可能だが、当該製品では SYSTEM 権限でプログラムが起動されるため、細工された openssl.cnf を配置されることで SYSTEM 権限で任意のコードを実行される可能性がある。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお Veritas Update で自動アップデートされる。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×