同社では、第三者からの不正アクセス確認後、外部からのアクセス制限や社内ネットワークの稼働を見合わせる等の対策を実施し復旧作業を行っている。また現時点では、同社とのメール連絡について双方向で使用できない環境となっており、緊急時には電話で連絡するよう呼びかけている。
なお、同社によると今回の障害での個人情報や取引先に関わる重要な情報の流出は現時点で確認されていない。
同社では今後、セキュリティ対策の一層の強化を行い再発防止に努めるとのこと。
医療機器の開発や製造・販売を行う東証一部上場企業 朝日インテック株式会社は11月11日、11月10日から第三者からの不正アクセスにより同社グループのITシステムの一部で、メールシステムやファイルサーバ等に障害が発生していると発表した。
日本で監視カメラや CCTV と言えば、要監視施設等に設置してそれを録画して、何かあったら再生するという、インターネットもパソコン通信もなかった時代のスタンドアロン PC のような貧しい使い方しか想像力が及ばない。しかし中国や合衆国のような、治安維持のための人権制限を合法とする国では、街頭や交通機関、店舗、オフィスなど都市の至る所に設置した画像を XDR や SOC のように集積し、かなりドラスティックな解析を行う。
今回は毛色が違う。営業DXサービス「Sansan」を利用中の顧客に対し、不正にIDやパスワードを入手しログインしたとして、不正アクセス禁止法違反の疑いで会社員が逮捕された旨の報道があったと、その社員とは無関係の「Sansan」を提供するSansan株式会社が公表を行ったことだ。感覚的には「Gmail アカウントが乗っ取られスパムメール送信に利用された件について犯人が逮捕された」と Google が発表するようなものだろうか。
2024 年 1 月に公開された、Linux カーネルの脆弱性を悪用するエクスプロイトコードが公開されています。攻撃者は当該脆弱性の悪用により、一般権限での侵入に成功した OS の管理者権限が奪取可能です。Linux カーネルのアップデートにより対策してください。