株式会社ラックは10月16日、SOMPOリスクマネジメント株式会社と協業し、サプライチェーン全体のセキュリティ対策状況を評価する「サプライチェーンリスク評価サービス」の提供を同日より開始すると発表した。同サービスでは、SOMPOリスクマネジメント社が提供するSaaS型のセキュリティリスク評価システムPanoraysを活用し、自社に関係するサプライヤーの情報を共通のシステムに収集、サプライチェーン全体のセキュリティ対策状況を把握し、弱点や攻撃を受けやすいポイントを可視化し一元的に管理することを可能にする。同サービスの特長としては、GDPR、NISTガイドライン等に基づいた調査票の配布・回収・集計を単一プラットフォーム上で一元管理できる「内部評価機能」、管理下にないインターネット上の資産も含めて情報を探索、収集し、攻撃者視点で見た脆弱性を自動的に評価する「外部評価(脆弱性評価)機能」、IT管理者への負担軽減と見逃し防止、ラック社のセキュリティコンサルティングのノウハウを反映したセキュリティ調査票を使用したリスク評価が可能が挙げられる。両社では12月20日まで、海外子会社やグループ企業のセキュリティ対策状況の可視化を希望する顧客、先着30社までにサプライチェーンリスク評価レポートの無料キャンペーンを実施する。