独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月14日、WordPress用プラグインLive Chat - Live supportにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。東京電機大学 情報通信工学科 暗号方式・暗号プロトコル研究室 福田有佑氏が報告を行った。影響を受けるシステムは以下の通り。Live Chat - Live support バージョン 3.1.0 およびそれ以前JVNによると、onWebChatが提供するWordPress用プラグインLive Chat - Live supportには、クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352)の脆弱性が存在し、想定される影響としては、当該製品の管理画面にログインした状態のユーザが、細工されたWebページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。