独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月31日、トレンドマイクロ株式会社が提供する Trend Micro Deep Security および Trend Micro Virtual Patch for Endpoint に存在する複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。Deep Security Manager 10.0、11.0、12.0Virtual Patch Manager 2.0JVNによると、想定する影響としては、管理者権限を持つ遠隔の攻撃者によって任意のコードが実行される(CVE-2020-8602)、標的となる組織を事前に知っている遠隔の攻撃者によってDSM/VPM 認証が回避される(CVE-2020-15601)可能性がある。JVNでは、開発者により提供されている以下の修正パッチを適用するよう呼びかけている。Deep Security Manager 10.0 U27、11.0 U22、12.0 U11Virtual Patch Manager 2.0 SP2 Patch7 CP5
Microsoft Windows の Print Spooler サービスにおけるシンボリックリンク検証不備により管理者権限で任意のファイルが作成可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.8.27 Thu 8:10