富士通株式会社は、産業用制御システムや電力・ガス・水道などの社会インフラ設備の制御・運用技術を用いたOT環境に対するサイバー攻撃を物理的に遮断するネットワーク機器「FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA Data Diode」を、製造業や社会インフラを担う企業に向けて8月18日より販売開始した。同製品は、外部ネットワークからの侵入を物理的に防ぐデータダイオード方式による完全片方向データ通信機能を、FPGAに実装し、通信機能はOSやTCP/IPなどの汎用通信アプリケーションを使用せずFPGAに実装しているため、これらの脆弱性リスクを排除することができるという。利用環境に合わせて3製品が提供され、エントリー機であるCOLMINA Data Diode DD100Sは税別185万円。2021年度末までに日本市場での売上3億円を目標とする。
ホームルーター調査、127製品ほぼ全てに脆弱性/英・加、APT29 による攻撃報告 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2020.8.5 Wed 8:15