デル・テクノロジーズ株式会社RSA事業本部は8月5日、新型コロナ感染症対策として在宅勤務を実施しているリモートアクセスユーザーのセキュリティ強化支援のため、サイバー攻撃対策製品「RSA NetWitness Endpoint」および導入支援サービスの無償提供を同日から開始すると発表した。事業継続のために在宅勤務が求められている状況において、同社ではこれまでリモートアクセス体制の整備支援、フィッシング詐欺対策に取り組んできたが、今回はリモートアクセスユーザーのセキュリティ強化を支援する。企業の情報基盤に社外からアクセスする在宅勤務では、マルウェアの感染リスクが高まり、さらにセキュリティ制御のないWi-Fiネットワークやセキュリティソフトの更新やOSのアップデートが適切に行われていない私物PCなど、社内PCと同等のセキュリティ監視がないことで攻撃領域が拡大するが、そのようなユーザーPCが抱える脆弱性に対して「RSA NetWitness Endpoint」では、エンドポイントのアクティビティとプロセスを継続的にモニタし、マルウェアの侵入や不正が疑われるふるまいを検出することでセキュリティ監視を強化する。同社では今回、「RSA NetWitness Endpoint」のライセンスを希望する顧客に対し1社最大5万ユーザーまで180日間、無償で提供。さらに導入のための有料支援サービス「RSA Professional Service」も併せて無償で提供する。
ホームルーター調査、127製品ほぼ全てに脆弱性/英・加、APT29 による攻撃報告 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2020.8.5 Wed 8:15