職員のアカウントを踏み台に1,733名に不審メール送信(LINK-J) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

職員のアカウントを踏み台に1,733名に不審メール送信(LINK-J)

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)は8月5日、同法人の職員のメールアカウントから不正なメールが送信されたことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
ライフサイエンス領域でのオープンイノベーションの促進とエコシステムの構築を目的に交流・連携および育成・支援事業を行う一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)は8月5日、同法人の職員のメールアカウントから不正なメールが送信されたことが判明したと発表した。

これは同法人職員のメールアカウントに対し不正アクセスが原因と推測されるなりすましが行われ、当該アカウントから多数のメールアドレスをBCC欄に入力した不正なメールが7月23日午前11時31分頃に送信されたというもの。不正メールにはフィッシングサイトへ誘導する可能性があるURLが記載され、当該不正メール送信に伴い送信先のメールアドレスが第三者に流出した可能性がある。

流出した可能性があるのは、当該職員がメールのやり取りをしたことのある関係者1,733名のメールアドレス。

同法人では、不正メールの送信者に対し注意喚起の案内を送信済みで、並行して原因究明と影響調査を行っている。

同法人は既に、当該職員のメールアカウントへのログイン制御を設定済みで、全職員に対しログインパスワードの変更を指示、フィッシングメール等の不審なメールへの対応や情報管理について周知徹底を行った。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×