ドメイン登録サービスに不正アクセス、約200件の問い合わせメール閲覧の可能性(コインチェック) | ScanNetSecurity
2024.04.16(火)

ドメイン登録サービスに不正アクセス、約200件の問い合わせメール閲覧の可能性(コインチェック)

暗号資産を扱うコインチェック株式会社は6月2日、同社が利用するドメイン登録サービスの同社アカウントにて不正アクセスが確認されたと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
暗号資産を扱うコインチェック株式会社は6月2日、同社が利用するドメイン登録サービスの同社アカウントにて不正アクセスが確認されたと発表した。

これは5月31日午前0時05分頃から、GMOインターネット株式会社が提供する「お名前.com」内のコインチェック社アカウントにて、第三者によるドメイン登録情報の変更が確認されたというもので、6月1日午前12時頃に、監視業務で異常を検知し調査し判明した。

同社によると、本事象が原因で2020年5月31日から6月1日の期間に問い合わせをした顧客約200名の一部のメールを第三者が不正に取得できる状態となっており、宛先に記載されているメールアドレスやメール記載内容(名前、登録住所、生年月日、電話番号、IDセルフィー)が流出した可能性がある。

同社では6月1日午後8時52分頃に、ドメイン登録情報の修正を実施済みで、現時点で顧客の資産に影響は無いが、GMOインターネット社による調査の進捗を鑑み、同社サービスでの暗号資産の送金のみを再度停止する。

なお、同社では2018年1月に運営する仮想通貨取引所サービス「Coincheck」への不正アクセスで、保有する仮想通貨NEMが不正に外部送金されたことを発表している。

同社では今後、さらなる調査を行った上で、情報が流出した可能性が高い顧客に対し順次連絡を行うとのこと。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×