Microsoft Windows の ws2ifsl.sys における Use-After-Free により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2020.05.28(木)

Microsoft Windows の ws2ifsl.sys における Use-After-Free により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

2019 年 9 月に公開された Windows の脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要

 2019 年 9 月に公開された Windows の脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。脆弱性の悪用により、侵入に成功した Windows OS の管理者権限が奪取可能となる脆弱性です。セキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆分析者コメント

 脆弱性を悪用して権限昇格するには、OS によりパラメータの調整が必要となる脆弱性です。公開されているエクスプロイトコードは Windows 10 Version 1903 にのみ対応していますが、脆弱性の影響を受ける範囲が広い脆弱性であるため、セキュリティ更新プログラムの適用による対策を推奨します。

◆深刻度(CVSS)

[CVSS v3.1]
7.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-1215&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア

 以下のバージョンの Microsoft Windows が当該脆弱性の影響を受けます。

  - Microsoft Windows 10
  - Microsoft Windows 10 Version 1607
  - Microsoft Windows 10 Version 1703
  - Microsoft Windows 10 Version 1709
  - Microsoft Windows 10 Version 1803
  - Microsoft Windows 10 Version 1809
  - Microsoft Windows 10 Version 1903
  - Microsoft Windows 7 SP1
  - Microsoft Windows 8.1
  - Microsoft Windows RT 8.1
  - Microsoft Windows Server 2008 SP2
  - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 itanium
  - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 x64
  - Microsoft Windows Server 2012
  - Microsoft Windows Server 2012 R2
  - Microsoft Windows Server 2016
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1803
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1903
  - Microsoft Windows Server 2019


◆解説

 Microsoft Windows のソケット機能が実装されているカーネルドライバである ws2ifsl.sys に、ログオンに成功した OS で管理者権限が奪取可能となる脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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