「Oracle WebLogic Server」の脆弱性に対する複数の実証コードを確認(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

「Oracle WebLogic Server」の脆弱性に対する複数の実証コードを確認(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、「Oracle WebLogic Server の脆弱性に関する注意喚起」を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月1日、「Oracle WebLogic Server の脆弱性に関する注意喚起」を発表した。これはOracle社が顧客に対して「Security Notification (Doc ID 2664856.1)」を発行したことを受けたもの。

Oracle社では、同社が2020年4月14日(現地時間)にリリースした「2020年4月のクリティカルアップデート」により修正した脆弱性について、複数の実証コードを確認しているとして、アップデートの適用を呼びかけている。特に、CVE-2020-2883の脆弱性は認証されていない攻撃者にネットワークへアクセスされる可能性があるため、注意を呼びかけている。

対象となる製品およびバージョンは次の通り。

・Oracle WebLogic Server 12.2.1.4.0
・Oracle WebLogic Server 12.2.1.3.0
・Oracle WebLogic Server 12.1.3.0.0
・Oracle WebLogic Server 10.3.6.0.0

なお、製品をアップデートした場合に、対象製品を利用する他のアプリケーションが正常に動作しなくなる可能性があるため、利用するアプリケーションへの影響を考慮した上で、更新を行うよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×