株式会社日立ソリューションズは4月23日、企業の迅速かつセキュアなテレワークの導入・運用を支援するサービスを同日より無償提供すると発表した。新型コロナウイルス感染の拡大防止策の一環として実施するもので、申し込みの締切は6月末、対象期間は利用開始から90日間となっている。対象となるサービスは、テレワークの環境構築として、テレワーク環境の構築を支援する「Microsoft Office365導入サービス」、テレワーク環境で安全なネットワーク利用を実現する「秘文Endpoint Protection Service」。テレワークのコミュニケーション改善として、活発で効率の良い会議を実現する「会議効率化ソリューション」、社員への周知徹底を支援するサービス「グループタスク リマインダーサービス」。テレワークの状況管理として、多様な働き方を適正に管理する「リシテア/就業管理クラウドサービス」、時間外労働を適正に管理するパッケージ製品「PC自動シャットダウンシステム Basic Edition」。ユーザは、導入するサービスを選択することができ、導入においては日立ソリューションズの技術者が電話やメール、オンライン会議でインストール手順や設定方法を説明することで、すぐに使い始めることができる。なお、同サービスは、内閣官房、総務省および経済産業省が、事業者によって提供される無償などの支援に関する情報のデータ・フォーマットを公開する「#民間支援情報ナビ」にも登録されている。