独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月9日、HMS Networks 社が提供する産業用ゲートウェイ製品「eWON Flexy」および「eWON Cosy」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。影響を受けるシステムは次の通り。・eWON Flexy version 14.1s0 より前のすべてのファームウェア・eWON Cosy version 14.1s0 より前のすべてのファームウェアこれらのバージョンの特定のフォームには、XSSの脆弱性(CVE-2020-10633)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工したURLにより、ユーザのブラウザ上でスクリプトが実行され、パスワードが変更される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。
ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.8 Wed 8:10