ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2020.05.28(木)

ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)

2020 年 3 月に、ManageEngine Desktop Central に、遠隔からの任意のコード実行が可能となる脆弱性が公開されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要

 2020 年 3 月に、ManageEngine Desktop Central に、遠隔からの任意のコード実行が可能となる脆弱性が公開されています。認証を必要とせずに脆弱性の悪用が可能です。脆弱性に対策されたバージョンのソフトウェアが公開されているため、アップデートにより対策してください。

◆分析者コメント

 当該脆弱性では、管理用コンソールなどへの認証を必要とせずに、遠隔からの任意のコード実行が可能であるため、脆弱な ManageEngine Desktop Central にアクセス可能な攻撃者は、脆弱性の悪用による侵入が容易です。ソフトウェアの性質的に、内部ネットワークでのみアクセス可能であるように設定されていることが望ましいソフトウェアですが、内部ネットワークの侵入への攻撃者が侵入範囲の拡大に当該脆弱性を悪用すると考えられます。Active Directoryの Domain 的に権限が高いアカウントが利用するホストで動作している可能性が高いソフトウェアであるため、内部ネットワークへの侵入範囲の拡大に備えて脆弱性に対策してください。

◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3]
9.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2020-10189&vector=AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア

 ManageEngine Desktop Central バージョン 10 系の、10.0.474 未満が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。

◆解説

 ネットワーク監視ソフトウェアである ManageEngine Desktop Central に、認証を必要とせずに遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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