株式会社イエラエセキュリティは4月6日、セキュリティ事故発生時の対応支援および発生原因・被害の影響範囲などの調査を行う「フォレンジック調査」サービスの提供を開始したと発表した。同社ではこれまで、セキュリティ被害を予防する脆弱性診断やペネトレーションテストを提供してきたが、インシデントが発生した企業から相談を受ける機会が増えたことから、サービス提供に至ったという。同サービスは、マルウェア感染や不正アクセス、情報漏えいなどのセキュリティ事故が発生した直後の対応支援、および発生原因・被害の影響範囲などの調査を行うもの。マルウェア感染調査や内部不正調査だけでなく、クラウドフォレンジック調査も提供する。そのほか、ビジネスメール詐欺(BEC)やWebサイト改ざん、第三者による指摘を受けた不正アクセスの疑い調査、データの復元試行、メールやSNSでのハラスメントにも対応する。