fjコンサルティング株式会社と株式会社DataSignは3月31日、ECサイトでのクレジットカード情報窃取の手口として急増する「オンラインスキミング」の手口とその対策について解説する動画を制作したと発表した。オンラインスキミングは、クレジットカード情報を非保持化しているECサイトにおいて、消費者が買い物の際に入力したカード情報を、何らかの方法で不正犯にも送信させ、カード番号、有効期限、セキュリティコードを窃取するもの。オンラインスキミングは、発生のメカニズムが通常の文書や図解だけでは複雑になり、理解しにくいことから、オンライン解説動画の制作に至ったという。動画は約20分で、実例を元にオンラインスキミングの3つのパターンと、防止のための一般的な対策について、fjコンサルティングの瀬田陽介氏が解説する。また、自社サイトで改ざん対策を十分に行っていても起こり得る「外部JavaScriptの改ざん」によるカード情報流出を水際で防止する対策として有効な「Content Security Policy」の仕組みと動作について、DataSignの太田祐一氏がデモンストレーションを交えて解説する。動画の視聴は無料。