複数のヤマハ製ネットワーク機器にDoSの脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

複数のヤマハ製ネットワーク機器にDoSの脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、ヤマハが提供する複数のネットワーク機器にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月31日、ヤマハ株式会社が提供する複数のネットワーク機器にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.9。慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 天野研究室の丹羽直也氏が報告を行った。

ヤマハが提供する複数のネットワーク機器には、受信したパケットの処理に起因するDoSの脆弱性(CVE-2020-5548)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によってDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけるとともに、ワークアラウンドを紹介している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×