独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月31日、Vertivが提供するシステム管理アプライアンス製品「Vertiv Avocent Universal Management Gateway UMG-4000」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは7.2。「UMG-4000 version 4.2.1.19」には、コマンドインジェクション(CVE-2019-9507)、格納型クロスサイトスクリプティング(CVE-2019-9508)、反射型クロスサイトスクリプティング(CVE-2019-9509)の脆弱性が存在する。脆弱性によって異なるが、root権限で任意のコマンドを実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。