株式会社ラックは3月19日、同社の研究開発部門「サイバー・グリッド・ジャパン」による情報提供誌「CYBER GRID JOURNAL VOL.9 "ニッポンのミライを救うサイバーセキュリティにおける「未病改善」の考え"」を公開した。今回は、同社のサイバーセキュリティ脅威に立ち向かう研究者の視点とその人物像に焦点を当て、近い将来のセキュリティ対策の方向性や、彼らが何を考えその業務に取り組んでいるかを紹介している。特集では、「ニッポンのミライを救うサイバーセキュリティにおける『未病改善』の考え」として、サイバー・グリッド・ジャパン 次世代技術開発センター長である小笠原恒雄氏による「マルウェアのDNA鑑定で系統を自動判定する」、同リサーチャーの庄司勝哉氏による連載「リサーチャーの眼:第6回 AIによる脅威予測~どこまで可能なのか」を掲載している。また、脅威情報ポータルサイト「LAC Journey」を開発した視覚障がい者による研究チーム(一藁俊裕氏、外谷渉氏、高原健氏、三川草平氏)で行った座談会「研究開発のこれまでとこれから」を掲載。研究に注ぐ思いや意見を語り合っている。「ラックの顔」では、同社のセキュリティ事業を牽引してきた2人のリーダー(セキュリティソリューション企画開発室:田原祐介氏、関宏介氏)に話を聞いている。同誌はPDFファイルとして無償でダウンロードが可能。