株式会社カスペルスキーは3月5日、同社の産業用制御システム「Kaspersky Industrial CyberSecurity(KICS:キックス)」に含まれる「KICS for Nodes」が、先端技術を利用したスマート浮漁礁(人工漁礁)を運営するSingapore Aquaculture Technologies(SAT)に採用され、運用開始したと発表した。シンガポール食品庁は水産養殖を重要視しており、同国初となる先端技術を利用したスマート浮漁礁がWintershineの子会社であるSATにより新設された。この養魚場では、ビッグデータ、AI、動画分析の技術を組み合わせることで、魚を監視し病気の兆候を早期に検知、生産量の増加につなげている。今後、年間350トンの魚を養殖する見込み。このスマート浮漁礁には、Siemensの技術とKasperskyのサイバーセキュリティ製品が活用されている。「KICS for Nodes」は、拡大するサイバー脅威の情勢や人為的要因、マルウェア、巧妙な標的型攻撃による潜在的な危険性から施設を保護し、SATが効果的に業務を継続できるように支援している。
Microsoft Windows においてインストール処理時におけるシンボリックリンク検証不備により任意のファイルの全権限が奪取可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.3.3 Tue 8:10