IPAおよびJPCERT/CCは、オムロンが提供するループコントローラ「PLC CJ シリーズ」にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月4日、オムロン株式会社が提供するループコントローラ「PLC CJ シリーズ」にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.5。
PLC CJ シリーズのすべてのバージョンには、DoSの脆弱性(CVE-2020-6986)が存在する。この脆弱性が悪用されると、攻撃者によって細工されたパケットを短時間に受信することで、PLCイーサーネットモジュールで動作しているサービスがエラーを起こし、結果としてPLCの正常な動作が阻害される可能性がある。