独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月18日、Merv Barrettが提供するWordPress用プラグイン「Easy Property Listings」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.3。東京電機大学 情報通信工学科 暗号方式・暗号プロトコル研究室の中原黎氏が報告を行った。「Easy Property Listings 3.4 より前のバージョン」には、CSRFの脆弱性(CVE-2020-5530)が存在する。この脆弱性により、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。