独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月20日、有限会社アップルップルが提供する「a-blog cms」に、複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。三井物産セキュアディレクション株式会社の東内裕二氏が報告を行った。影響を受けるシステムは次の通り。a-blog cms Ver.2.10.23 より前のバージョン (Ver.2.10.x系)a-blog cms Ver.2.9.26 より前のバージョン (Ver.2.9.x系)a-blog cms Ver.2.8.64 より前のバージョン (Ver.2.8.x系)これらのバージョンには、反射型のクロスサイトスクリプティング(CVE-2019-6033)、およびCookie処理に起因するスクリプトインジェクション(CVE-2019-6034)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Microsoft Windows の iphlpsvc.dll におけるファイル作成処理の不備に起因する任意のファイルが上書き可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.12.10 Tue 8:15