サイバー攻撃を検知し、影響範囲を特定する「車両SOC技術」の検証を開始(デンソー、NTT Com) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

サイバー攻撃を検知し、影響範囲を特定する「車両SOC技術」の検証を開始(デンソー、NTT Com)

デンソーとNTT Comは、車両をセキュリティ面で見守る「車両向けセキュリティオペレーションセンター」を実現する技術(車両SOC技術)の実用化を目指し、実験環境での車両SOC技術の検証を2020年1月から開始する。

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株式会社デンソーとNTTコミュニケ―ションズ株式会社(NTT Com)は12月16日、車両をセキュリティ面で見守る「車両向けセキュリティオペレーションセンター」を実現する技術(車両SOC技術)の実用化を目指し、実験環境での車両SOC技術の検証を2020年1月から開始すると発表した。これは、両社が2017年から開発してきたもの。

車両SOC技術は、車両に搭載されたセキュリティ機能からの出力データを解析することで、サイバー攻撃を検知し、その影響範囲を特定するもの。この技術により、サイバー攻撃の種類や状況に応じた適切な対応を支援し、コネクティッドカーの安全性・可用性の向上、迅速なセキュリティ対策の実現を目指す。

技術検証では、実験車に多種多様なサイバー攻撃を実施し、実験用車両SOCによるサイバー攻撃の検知や影響範囲の分析など、さまざまな事象への対応シミュレーションを繰り返すことで、さらなる技術向上を図るとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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