脅威インテリジェンスの一部機能を無償提供、ファイルやURLを分析可能(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

脅威インテリジェンスの一部機能を無償提供、ファイルやURLを分析可能(カスペルスキー)

カスペルスキーは、Kasperskyが収集したサイバー攻撃に関するあらゆるデータや知見などの脅威インテリジェンスにアクセスできるポータルサイト「Kaspersky Threat Intelligence Portal」へのオープンアクセスを開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
株式会社カスペルスキーは12月5日、Kasperskyが収集したサイバー攻撃に関するあらゆるデータや知見などの脅威インテリジェンスにアクセスできるポータルサイト「Kaspersky Threat Intelligence Portal」へのオープンアクセスを開始したと発表した。これまで利用契約企業のみに提供していた機能のいくつかを、契約のない企業でも利用可能となった。

同社が2019年に実施した調査では、脅威インテリジェンスを使用している企業は36%にすぎず、31%は12カ月以内の実装に向けて取り組んでいる状況であった。また、市販の脅威インテリジェンスの採用を阻む主な原因のひとつが、その費用の高さであることから、一部機能の無料提供に至ったとしている。無料提供では、回数無制限でファイルをアップロードして調べることができ、URLやハッシュ、IPアドレスは1日に100回まで調べることができる。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×