株式会社カスペルスキーは11月22日、KasperskyのInnovation Hub部門が新たなソリューション「Kaspersky Antidrone」を開発したと発表した。このソリューションは、企業や不動産所有者などが、民生用ドローンの不法侵入から自己防衛することを目的としたもの。現在はベータテスト段階にあり、2020年初めの提供開始を予定している。同ソリューションは、レーザースキャンによる新たなドローン認識アプローチを含む複数のセンサーと、ニューラルネットワークを用いた機械学習を組み合わせたシステムにより、制限空域へのドローンの侵入を自動的に探知して識別し、ジャミング(電波妨害)によってドローンを出発地点に着陸させる。Kasperskyが開発したソフトウェアは、サードパーティのハードウェアに搭載されたスタンドアロンソリューションとして、またはオフロード車など移動体へ設置して利用できるほか、スマートホームのインフラなど、監視システムに組み込むことも可能となっている。
Glasshole の皆さん、そのアプリはあなたをスパイドローンに変えるものだ~Google Glass のスパイウェアが、ユーザーを監視ドローンとして利用する(The Register)2014.4.7 Mon 8:30