トレンドマイクロ株式会社は10月28日、「Anti-Threat Toolkitの脆弱性、CVE-2019-9491について」をアラート/アドバイザリ情報として発表した。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)もこれを受け、「Trend Micro Anti-Threat Toolkit (ATTK) における任意のコード実行が可能な脆弱性」を11月11日に「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表している。「Anti-Threat Toolkit (ATTK) 1.62.0.1218 およびそれ以前」には、実行フォルダ配下に特定の不正なファイルを配置することで、任意のコードが実行可能な脆弱性(CVE-2019-9491)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、第三者によって、実行フォルダ配下に配置された不正なファイルを介して、任意のコードを実行される可能性がある。トレンドマイクロでは、同脆弱性を解消する新バージョンをリリースしており、早期の適用を呼びかけている。
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Microsoft Windows において Windows Error Reporting Service でのハードリンクの取り扱い不備により任意のファイルが操作可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.11.5 Tue 8:10