新たに「カテエネ」への不正ログインが判明、12月から二段階認証を導入(中部電力) | ScanNetSecurity
2025.04.22(火)

新たに「カテエネ」への不正ログインが判明、12月から二段階認証を導入(中部電力)

中部電力株式会社は11月7日、10月30日に公表した同社の家庭向けWebサービス「カテエネ」への不正ログインについて、継続調査の結果、さらに78件の不正ログインが判明したと発表した。

インシデント・事故
トップページ
  • トップページ
  • リリース(「カテエネ」における不正ログインに関する追加調査の結果およびセキュリティ強化策の実施について)
  • リリース(不正事象の件数)
  • リリース(お客さまへのお願い)
中部電力株式会社は11月7日、10月30日に公表した同社の家庭向けWebサービス「カテエネ」への不正ログインについて、継続調査の結果、さらに78件の不正ログインが判明したと発表した。

これは8月21日から10月28日にかけて、第三者が他社サービス等から不正入手したと推測されるメールアドレスとパスワードを使用しさらに78件の不正ログインが行われたというもので、このうち62件は不正なポイント交換申請が行われ、8・9月申請の16件は提携企業のポイントに交換されたことが判明した。

同社では対象の顧客に個別に説明と謝罪を行うとともに、メールアドレスまたはメールパスワード、カテエネID・パスワードを変更するよう依頼している。なお不正交換されたポイント(計19,900P)についても返還予定。

同社では従来、不正ログインの可能性が高い特定のプロバイダのメールアドレスを利用している顧客約7万件について調査を行っていたが、今後は全ての顧客に対象を拡大し調査を実施するとともに、不正ログインの可能性がある顧客については個別に連絡を行う。

また同社では12月から、セキュリティ対策として「カテエネ」ログイン時にカテエネID・パスワードに加え電話認証等を利用した二段階認証を導入する。
《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×