独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月6日、オムロン株式会社が提供する「Network Configurator for DeviceNet」に、DLL読み込みに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.3。「Network Configurator for DeviceNet Safety 3.41 およびそれ以前」には、DLLを読み込む際の検索パスが原因で、アプリケーションの制御下にないディレクトリから特定のDLLファイルを読み込んでしまう脆弱性(CVE-2019-10971)が存在する。この脆弱性が悪用されると、プログラムを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。また、複数のワークアラウンドも紹介している。
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Microsoft Windows において Windows Error Reporting Service でのハードリンクの取り扱い不備により任意のファイルが操作可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.11.5 Tue 8:10